二唐刃物鍛造所（にがらはものたんぞうじょ）
日本有数の刀鍛冶の名門、二唐刃物鍛造所。津軽藩より作刀を命ぜられて以来、350年の歴史の中でその技術は研鑽され、高められてきました。刃物作りの最高峰であり、高い技術力が要求される作刀。代々、受け継がれてきたその技術は時代に在っては大砲、火縄銃、軍刀などの武器製造へと用いられてきました。現在はその高い金属加工技術は刃物作り、建築用鉄骨製造にまで応用されております。
本社製品の本打ち包丁は青森県伝統工芸品に認定。また鋼を２５層にも重ね、幾度も打ち付けることで波紋模様を生み出す独自技法 「暗紋」による津軽打刃物は、国内に留まらず、世界からも注目されております。「折れず、曲がらず、よく切れる」刀の技術が二唐の技術です。名刀が代々受け継がれていくように、時代や世代を超えた物作りを続けてまいります。
展示作品
刀剣
